平成30年胆振東部地震
こんにちはヤーマンです。平成30年9月6日の北海道地震で被災しました。
9月6日午前
この日はちょうど仕事が休みでネットサーフィンを楽しんでいましたが突然耳馴染みの無い音が携帯からなると同時に非常に強い揺れを感じ次の瞬間には部屋が真っ暗になりました。必死に買ったばかりのパソコンが倒れない様に守ってましたが揺れがおさまると突然の出来事にどうしていいのかわからず呆然としていましたが、母から着信がありました。
母「大丈夫?」
ヤーマン「うん」
母「電気ついてる?」
ヤーマン「うん(嘘)」
母「とりあえずドア開くか確認して水出るなら風呂に水貯めなさい」
ヤーマン「うん」
終始「うん」しか言えない情けなさを後から後悔しています。
その後我にかえった私はコンビニに走りました。実際は信号など一切ついて無いので気をつけて歩いて行きました。
そこではいつもの店員さんが頑張ってレジ打ちをしてくれていることに感謝の気持ちでいっぱいでしたが、戦利品はせんべいだけでした。みんな行動が早すぎて関心します。
この時点での状況は
電気:×
水:○
ガス:○
でした。マンションなどはポンプで水を組み上げているらしく電気が止まると自動的に水もダメになるそうで大勢の方が水と電気を失いました。
私は水が通っていたので不幸中の幸いでした。
オール電化のマンションの場合はおそらく全部ダメなので予備としてカセットコンロは必須でしょう。
9月6日午後
私の住んでる札幌は電気の復旧が比較的早かったようですが、我が家は6日に電気が復旧せず仕方なく気合いを入れて水シャワーを浴びました。
北海道に住んでると暑い日なんてほぼなくて真夏でも水シャワーなんて浴びたいとも思わないのに秋に水シャワーを浴びることになるとは思ってもみなかったです。
冬なら絶対に風呂は諦めます。
この日はひたすらにラジコで電気の復旧についての情報を待っていましたが、待てど暮らせど我が家の電気は復旧しませんでした。
電気が来ない時間をただ起きていても暇だったのでひたすらに寝ました。余震のたびに目は覚めてあまり体の疲れは取れませんでした。
日中に寝たせいで夕方に起きてしまいラジコをかけっぱなしにしていてバッテリーが無くなってました。このまま夜を迎えるのはまずいのですぐバッテリーのあがる愛車ラングラーに積んであったジャンプスターター兼モバイルバッテリーを取りに行きました。ラングラーが頻繁にバッテリー上がりするおかげでモバイルバッテリーは満充電でした。
私のはだいぶ古すぎて商品検索できませんでしたが
こんなようなものです。随分と安くなりましたが私は当時1万円以上で買いました。モバイルバッテリー単体であればあまり買いたいとは思いませんがレジャーなどに頻繁に出かけるラングラーユーザーであれば出先でバッテリー上がりの心配不要なので1つ持っておいた方がいいです。
これのおかげで携帯が復活し少ない情報を手に入れることができました。
正直情報が無いのが一番恐怖を感じる瞬間でした。
9月7日午前
なんと私の職場は電気が復旧しているとのことで出勤命令が出ました。インフラや食品などの生活関連ではないのにです。家の電気が復旧していないのに会社の心配をしなければいけないのは辛かったです。
そして何よりも辛い水シャワーを今日も実行しなければいけないので憂鬱度がMAXでした。
車での出勤時は幹線道路の交差点以外は信号なしでしたが、意外と譲り合い精神で信号ある時よりスムーズに進めました。
9月7日午後
会社で充電しながら片付けなどをしていると19:00ごろ母から電気ついたという報告がありついに我が家もつくかとドキドキしながら家に帰ると
電気つきました!!
暖かいお風呂に入れることがこんなにも幸せなんだと実感しました。
しかしまだ電気が来ていないところもあるので節電しなければいけません。
今回の震災で持っていればよかったもの
今回の震災でガスが来ていても停電で給湯器がつかないのでは意味が無いのでモバイルバッテリーの最強のやつを買うことに決めました。
これを持っていればAC出力できるので給湯器に電気を送れます。給湯器が定格で40〜50Wくらいらしいのでシャワーであれば何回か浴びれそうです。
※発電機でも大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、今回の震災で発電機による一酸化炭素中毒死の犠牲者が出ています。くれぐれも屋内で発電機を使用しない様にしましょう。
明日は我が身というか明日も我が身かもしれないので物流が復旧した時に購入しようと思います。