JKラングラーを所有しているあなたはオイル交換をどのくらいのペースでしてますか。エンジンを長持ちさせたいのであれば頻繁にオイル交換をすることをおすすめします。JKラングラーは必要なオイルの量が多いので整備工場やガソリンスタンドでオイル交換をしてもらうと毎回毎回結構な金額になってしまいます。オイル交換費用をなるべく抑えたい人は自分でオイル交換をしてみましょう。
こんにちはヤーマンです。JKラングラーのオイル交換について解説していきます。注意点として私のラングラーの年式は2007年です。年式によって違いがありますので、ご自分でオイル交換される際には年式を確認しましょう。
JKラングラーのオイル交換
2007年式ラングラーのオイル交換は流行りの上抜きはできません。
※上抜き‥エンジンオイルレベルゲージの穴からチューブを通して古いエンジンオイルを吸い上げる方法(メリットは再使用不可のドレンボルトを交換しなくてよい)
なぜできないのかといいますとオイルレベルゲージの筒がカーブしており、固めに作られている上抜き用のチューブがオイルパンの底まで到達できないからです。
上抜きのチューブが柔らかいものであれば使用できるかもしれませんが、できるかできないかわからないものにお金を使う必要はありません。
蛇足ですが、私は上抜きのオイルチェンジャーを購入したのに上抜きでオイル交換できませんでした。あなたはこんな失敗しない様に潔く下からオイルを抜きましょう。
オイル交換に必要なもの
オイル交換に必要なものは
- エンジンオイル(5w-20)
- オイルドレンボルト
- オイルジョッキ
- オイルエレメント(オイル交換2回に1回)
- オイルフィルターレンチ
- オイルドレンボルト
- オイル廃棄用の箱or廃油受け
- やる気
オイルドレンボルトの位置
JKラングラーのオイルドレンボルトはこちらの画像の赤い丸の位置にあります。
オイル交換をする前に少しエンジンをかけておくとオイルが抜けやすくなりますが、温度が上がるので火傷しない様に注意しましょう。
私のラングラーは3インチリフトアップしてあるので、赤いペール缶が余裕で下に入りますが、リフトアップしてなくてもジャッキアップせずにオイル交換はできると思います。
オイルドレンボルトを外す
オイルドレンボルトを外す時にオイルがドバーっと出てくるので、ゆっくり外さずにゆるめきる時に一気に外さないと体がオイルまみれになってしまいます。
マグネットでボルトを緩める工具もありますが、こんなものは慣れてくると必要無いです。初めてオイル交換をする人は勢いよく出てくるオイルに焦るかもしれないのであってもいいかもしれないですが、おそらく使うことがあっても一回きりでしょうね。
アメ車はインチサイズのボルトが使われていたりしますが、ミリサイズでも代用できます。ミリサイズでの互換が厳しければインチサイズのソケットを購入してもいいかもしれません。
オイルドレンボルトは13mmでした。
オイルエレメントを外す
※オイルエレメントを交換しない場合はこのステップは飛ばしましょう。
オイルエレメントは専用工具がなければ外すことができません。必ず専用工具を用意しましょう。
オイルエレメントはエンジンルーム側から交換した方が、やりやすいと思います。
オイルエレメントを取り付ける
取り付ける時はエレメント本体のゴムパッキン部にオイルを塗っておきましょう。密着を良くするためです。
オイルドレンボルトを取り付ける
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オイルドレンボルトは新品を取り付けます。オイルドレンボルトは消耗品だとお考えください。オイルドレンボルトはワッシャーが潰れてオイルパンと密着することによりオイルが漏れない様にするという大事な役割があるためオイル交換ごとに交換しましょう。
オイルを注ぐ
オイル注入はエンジンルーム内のキャップを外した箇所から注いでいきます。オイルの缶からダイレクトに注ぐとエンジンルーム内がオイルまみれになってしまうので、オイルジョッキとじょうごを用意しましょう。
- キャップを外す
- じょうごをセットする
- オイルジョッキから少しずつ注ぐ
全ては抜けきらないので、規定量全部入れると溢れてしまうと思います。オイルエレメントの交換の有無によってもオイルが抜ける量は変わるため、抜けた量を確認してから注入する量を調整しましょう。入れすぎると抜くのが大変なので少なめ少なめを意識しながら注入していきましょう。
ラングラーはいっぱいオイルを使用するので、20Lのオイルをまとめ買いしてギリギリ4回いけないくらいなので節約するのであればまとめ買いがおすすめです。
オイルレベルゲージでオイル量を確認
- オイルレベルゲージを引き抜いて一旦綺麗なウエス(布)で拭きます。
- もう一度オイルレベルゲージを奥まで挿入します。
- 引き抜いてオイルが付着しているラインを確認する
- 足りなければオイルを注ぐ
オイル交換はこの作業を繰り返し確認します。
エンジンをかける
オイル注入後は全体にオイルが行き渡っていないので、エンジンをかけてオイルを循環させます。
循環させた後にオイルレベルゲージを再度確認します。足りなければ補充、規定のラインまでオイルが入ってなければ補充
廃油処理
オイル交換したら古いオイルを処理しなければいけません。オイルは適当にその辺に流してはいけません。環境に配慮して正しい廃棄方法で廃棄しましょう。
- 知り合いのガソリンスタンドまたは整備工場で処分してもらう(廃油ストーブを使っていたりするところは喜んで引き取ってくれる)
- ポイパックで燃えるゴミとして処分する
ポイパックは箱を開けてその中に廃油を染み込ませて燃えるゴミとして処分できるというものです。
知り合いにガソリンスタンドや整備工場の人がいない場合はこの方法が最善です。
まとめ
エンジンオイル交換手順
- 廃油受けをドレンボルトの下にマウンティング
- ドレンボルトを外す(ボルトが抜ける時は「サッ」と取り外す)
- オイルが抜けきるのを待つ
- 廃油受けをオイルエレメントの位置にずらす
- オイルエレメントを外す
- 新しいオイルエレメントを取り付ける(パッキンにオイル塗る)
- 新しいオイルドレンボルトを取り付ける
- エンジンルームからオイルを注入していく
- オイルレベルゲージで量を確認
- 8,9を繰り返す
- エンジンをかける
- オイルレベルゲージを確認
- 足りなければ足す
- 足りていれば終了!!