こんにちはヤーマンです。車の大きな役目は走って人やものを運ぶことです。しかし快適に運転するとなると音楽を聞いたりエアコンで涼しくしたりしますよね。今は当たり前ですが、それが急にできなくなったらと考えたらぞっとしますよね。今回は私のラングラーを参考にエアコンの故障診断やっていきます。
壊れたらやばいコンプレッサー
エアコンのコンプレッサーが壊れたら修理が高額になると考えられます。エアコンのコンプレッサは人でいうところの心臓です。車でいうとエンジンですかね。その一番大事なところが壊れてしまうとかなりまずいです。
ですのでまずエアコンが効かない時はコンプレッサーが回っているのかを確認しましょう。
コンプレッサーが回っているかの確認方法
コンプレッサーと言ってもどれがコンプレッサーかわからないという状態かもしれません。
言葉では説明が難しいので画像で失礼します。
コンプレッサーはファンベルトが付いている箇所にあります。ファンベルトにはウォーターポンプやオルタネーターなどのパーツが付いていますが車両前方のコンデンサに接続するホースが目印になります。
画像なのでわかりにくいですがこの画像はエンジンがかかっている状態です。エンジンがかかっているのでファンベルトも回っています。しかしエアコンを切っているのでコンプレッサーの中央は回っていません。
エアコンのスイッチを入れる
車内に戻りエアコンのスイッチを入れましょう。
エアコンを入れると動作音がすると思います。しなければ残念かもしれません。
エンジンルームに戻りましょう
画像だと本当にわかりにくいかもしれませんが、最初の画像は中央部に付いているボルト類の形がわかりましたが、この画像は回っているので、ボルトの形は確認できません。
つまりコンプレッサーは生きているということになります。
エアコン故障で一番多いガス漏れ
カーエアコンも家庭にあるエアコンも仕組みはほとんど同じです。ではなぜ車のエアコンはこんなに壊れてしまうのかというと走行時の振動です。
家庭にあるエアコンは振動をほとんど受けませんが、車は乗るたびに振動を受けてしまいます。振動によりホースが劣化してしまいガスが漏れるという状態です。
ガス漏れの時はガスチャージをすると一旦は復活しますが、また漏れ出してしまいます。
特殊な事例としてサーミスタ異常
サーミスタ(サーモアンプ)は温度の変化でいっぱい電気を通したりあまり流さなかったりする電子パーツです。
サーミスタ(thermistor)とは、温度変化に対して電気抵抗の変化の大きい抵抗体のことである。この現象を利用し、温度を測定するセンサとしても利用される。センサとしてはふつう-50℃から150℃程度までの測定に用いられる。
引用:wikipedia
電子回路に詳しければRSコンポーネンツでパーツを見つけてリビルト品を作ってもいいかもしれません。
サーミスタが故障してしまうと温度が正常に測れなくなり温度が低くなっていないのに温度が低くなったと勘違いしてコンプレッサーを止めてしまったりもします。
サーミスタが故障する事例はあまり聞きませんが、頭の片隅に入れて置くと自分の車のエアコンが壊れた時の故障診断に役立つかもしれません。
古いミニなどに乗っているとサーモアンプがよく故障するのでみんカラを参考にすれば修理できそうです。